クラコラ 『どんなときも。 どんなときも。』

2016年7月8日

私のこちらのブログ、お掃除の内容の投稿が不評と言いませんがあまり誰からも 「見たよー!」 のような反響が無いのですが、お掃除以外のネタを書くと 「見ましたー!」 と言ってくれる人が多いので、今回から私、調子ぶっこきあそばせさせていただきまして、超不定期連載でコラムなんて書いてしまおうかと思いました。

藏田のコラム。 略して 『クラコラ』。   
初回のテーマは 『どんなときも。どんなときも。』  それでは張り切ってまいりましょう!どうぞ!

槇原敬之の代表曲 『どんなときも。』 が大ヒットしていたのが、私が小学校高学年から中学に上がった頃だと記憶しております。
その 『どんなときも。』 の中の歌詞の一節

「 昔はよかったねと いつも口にしながら 生きてゆくのは 本当に嫌だから 」

と言う詩に共感をしたことを覚えております。

人生は、全ては思い通りに行かないものと解ってはいても、ストレスを感じると感情は無意識に現在を否定し 過去を美化することで心を少しでも楽にしたいと思ってしまいます。
しかし、それでは何の問題解決にもなりません。
そして 「昔はよかったね」 と言っている人は、その『昔』にも 「昔はよかったね」 と言っています。
例えば 「バブルの頃はよかったね」 と言っている人は、バブルの頃は仕事に忙殺され 「高校時代は良かったね」 と。 そして高校時代は受験勉強が大変で 「中学の頃はよかったね」 と。

フランスの哲学者 アラン はこんな言葉を残しました。

「 悲観主義は感情で 楽天主義は意志である 」  と 。

つまり、無意識に生きてしまうと感情で 「昔はよかったね」 と言い続けてしまい、ずーっと幸せはやってこない。
逆に、意識的に自分の意志で、何があっても 「今が一番幸せ!」 と現在を肯定することで、誰でも幸せになれると。

私は、そんな『どんなときも。』の歌詞に共感し、「昔はよかったね。」といつも口にしないように生きてきました。

いや・・・ 生きてきたつもりでいました・・・  しかし、あれから25年。 いつのまにか知らず知らず無意識に「昔はよかったね。」と心の中で口にしていた自分に気が付いてしまいました・・・。

それは、ある休日。娘達とレンタルビデオ店に行った時の事。
店内にテレビゲームのサンプルが。 今のテレビゲームは凄い! まるで映画を自分で動かしているよう! 画像はキレイでリアルだし、内容も実に奥深い。

しかし・・・  なぜだろう?  「欲しい!」 とか 「やりたい!」 という感情が芽生えてこない。
私の小さいころは 『ファミリーコンピューター』 通称 『ファミコン』 が登場したてで、その頃は友達の家に遊びに行ってはゲームソフトの貸し借りをしてみんなで遊んでおりました。
当時のゲームソフトのクオリティーは現在のゲームと比べてしまうと雲泥の差で、かなり劣っています。
ですが、今のゲームが文句のつけようがない 『甲』 だとしたら、 当時のゲームは 『乙』 でした。

だが、それがいい!

『甲』のモノは、文句のつけようはないが ” ツッコミどころ ” もなく ” おかしさ ” に欠けていると感じます。
それに比べて 『乙』 のモノは ” ツッコミどころ ” 満載! 『乙』 故の ” おかしさ ” に溢れた 『乙な良さ』 がありました。

昔は良かったね。

今の野球ゲームは超リアル。選手が3Dで実際にプロ野球選手になれて、球場でプレイしているような感覚にすらなれるのではないかと感じます。 しかし、” ツッコミどころ ” はありません。
私が、小学時代やっていた野球ゲームは 『燃えろ!プロ野球』 通称 『燃えプロ』 。
このゲームには、球団に一人づつ強打者がいました。 中日だとオチアイ。 西武だとアキヤマ。 ヤクルトだとホーナー。 のように。 この強打者たちは、バントをしてもバットにさえ当たればホームランになってしまいます。
これには小学生ですら 「いや!バントでホームランって!」 と、このツッコミフレーズしかないだろ っと言うような完璧なツッコミができてしまう ” おかしさ ” がありました。
さらに、クロマティ―にデットボールを当てると乱闘になり、ピッチャーを殴りに行くという、『珍プレー好プレー』ファンにはヨダレだくだくモノのウラ技まで。

あれから30年。 昔はよかったね。

最近の格闘ゲームは、超リアル。対戦で勝った時には自分自身が強いのではないかと錯覚させるだけのリアリティーがあります。 しかし、” ツッコミどころ ” 皆無。

私が小学校の頃の格闘ゲームといえば、『日の本一のクソゲー』と名高い、『キン肉マン マッスルタッグマッチ』でした。
このゲームは人気アニメ キン肉まんが題材にされた格闘ゲーム。 
オープニング画面ではやかましい謎のBGMがかかっていますが、ゲームスタートすると、なぜかBGMなしの 無音 に。そして 『バッ バッ』 とパンチの効果音だけが部屋に流れるという、あまり仲良くない友達と二人でやると地獄の空間に。
そして、このクソゲーの一番の特長がセコンドのミートくんが投げる 『光る玉』 を取った超人が必殺技を使えるようになるところ。
キン肉マンは キン肉バスター。 アシュラマンは アシュラバスター。 バッファローマンは ロングホーン。 ウォーズマンは ベアークロー。 という超人技が必殺技として使えるのですが、 アニメでは人気キャラのラーメンマンの必殺技は 『レッグラリアット』 。 

「いやいや!それ普通に人間技じゃん!しかも木村健吾という地味なプロレスラーの!!」  

さらに、アニメではキン肉マンのパートナーとして主要キャラの テリーマンの必殺技は 『フライング・ネックブリーカー・ドロップ』 。

「それも人間技だし!!しかも、IWGPジュニアヘビー級の名チャンピオンだけど超地味で人気のない(プロレスファンは大好物の)保永昇男の!!!」

と、プロレス好きにはたまらない ” ツッコミどころ ” が満載!

さらに、このゲームの最強で最恐にして最凶のキャラが 『ブロッケンマン』 。アニメでも人気があまりない 『ブロッケンJr』の父で、 ストーリーの中では超人オリンピックでラーメンマンと対戦し、麺棒で伸ばられ 包丁で切られ ラーメンにされて食べられるという 衝撃的な最期をとげ、一話しか出てこないこのキャラが最強という謎の創り。

何が最恐かというと、必殺技が 『毒ガスをはく』 という掟破りの必殺技。 この毒ガスに当たるとパワーが減ると同時に動けなくります。 もう光の球をブロッケンマンが取った瞬間に試合は絶対に終わります。 この毒ガス連打は逃げようがないからです。
なので、このブロッケンマンを選択する奴は、 『セコイ奴』 とレッテルが貼られたり、地域では『ブロッケンマン使用禁止条例』がはられる所も多く、『セコイ奴』にならない為の当時の子供たちの社会性も、このゲームは高めてくれていました。

あれから30年。  昔はよかったね。

そもそも、このブロッケンマンという、このキャラ自体が ”ツッコミどころ” の塊。 なんせ ドイツ出身で ナチスの軍服着て 毒ガスを吐く って最凶に不謹慎極まりないキャラ設定!
現在の人気アニメ内でこのようなキャラがもしも登場したならば、速攻でネット社会騒然!大炎上間違いなし!
なのに当時は、平然と世の中に出ていて、息子のブロッケンジュニアは正義超人の一員として長く作品の登場人物に。 ちょっとしたことでは世間も騒ぎ立てない時代でした。

あれから30年。 昔はよかったね ・・・・  って良くない!良くない! これは絶対に良くないわ!
たとえ大好きなアニメだったとしても、こんな最悪の不謹慎なキャラが登場してきたら、これキッカケでツイッター始めますわ!

やっぱり 「今が一番幸せ!」

ちなみに、このコラム 反響が無い場合は今回が最終回となる場合もございますので、あしからず。
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